子連れハンター

半里山から半自給自足的な生活を目指します

[自給自足]フードマイレージを考える

みなさんこんにちは😊

 

昨晩は妻が猪肉春巻きを作ってくれました♪

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猪肉の旨味が濃く、近所で採れた筍と家庭菜園の春キャベツが甘く、とても美味しい一品でした^ ^

地元の蔵開き用のお酒(新型コロナの影響で蔵開きイベントは中止)を合わせて、最高の夕食の時間を過ごせました♪

 

春巻きの皮や中身の椎茸と春雨は市販の物ですが、他は地元の物で出来ているメニューだと思いながら、最近よく聞く

「フードマイレージ

について考えました。

 

フードマイレージの詳しいことはここです↓

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%25E3%2583%2595%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%25E3%2583%259E%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AC%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B8

 

ようは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を、食品の輸送距離の面で考えようということです。

 

食品でも何でも、輸送には車や船が使われます。そのエンジンを動かすのは化石燃料であり、二酸化炭素を放出します。

 

電気自動車が普及してきていますが、電気を作る発電所の多くは火力発電で、これも同様に二酸化炭素を放出します。

 

つまり、

輸送距離が短い=二酸化炭素の排出が少ない

ということです。

 

では、私たちの食生活の中でどうすれば、地球温暖化を食い止めることが出来るのでしょう?

 

自給自足

(立地・生活スタイルから、ハードル高め)

究極の選択肢はやはり自給自足でしょう。

野菜と米は育てる!肉は獲ってくるか飼育する!

という生活に近づけば近づくほど、食べ物を得るために排出される二酸化炭素は減ります。

 

ほとんどの日本の里山は過疎化が進むばかりで、空家も増えています。田舎暮らしに耐えられるのなら、自給自足的な生活を目指すことが可能です。

 

でも、「マンションに住んでいる」「自宅が住宅街の真ん中」という人がほとんどですよね。肉を獲りに行く山も、野菜を育てる畑も近くにはない…

 

そんな人たちに出来ることはないのか?2つ考えました。

1つ目は、自宅で行う野菜のプランター栽培です。

きちんと世話さえしてやって、作る品種を選べば、プランターでも十分美味しい野菜が採れます。土をたくさん入れられる深いプランターもあるので、根菜や根の張る野菜も育てられます。

2つ目は、里山に通うという方法です。

もちろん、毎日通うことは難しい場所の人に向けてですから、週1〜月1、年数回でも良いと思います。イベントから参加し、次第に自分の生活の中に取り入れていくのがやりやすいと思います。

野菜を育てるのなら、畑の持ち主のサポートの元、種まきや定植〜収穫まで、何度か通いながら体験していくのが現実的です。

肉を獲るのなら、銃猟に同行して解体を手伝い、肉を貰って帰るのが1番やりやすいかと。罠猟だと毎日の見回り+いつ獲物が獲れるか分からないという特性があるんですよね💧なかなか遠くから参加してもらうというのが難しい…

罠にかかった時だけ連絡して、集まれる物だけで解体するってのもありですけどね。

 

私のやっていることに関して、「それ見せて!」「やらせて!」っていう声は少しずつ増えてきています。みんな興味はあるけど、なかなか機会に巡り合えないのでしょうね。

アクセスの悪い場所に住んでいますが、「一緒にやりたい」と言っていただけたら歓迎いたしますので、お気軽に😊

 

産地を選ぶ

(ハードル低め ただし意識を高く保つ必要あり)

スーパーで手にとって食べ物を選ぶ時、産地を見て地元の物を買うようにする。これって気をつけていれば簡単にできます。

 

ただね、以外と地元産の物って少ないんですよ。あるにはあるんですよもちろん!でももし、地元産(私は京都)と九州産の同じ野菜が並んでいて、地元産の野菜の方が萎れていたら。隣の九州産はハリがあって元気で美味しそうだったら…

そりゃ、美味しそうな方を選びますよ。

あるにはある!でも選べる程はないんです。

これが肉になると、なかなか地元産が見つからない💧見つかっても恐ろしく高かったりします。

スーパーの食品の産地に注目してみると、日本の物流がとても優れているのがよくわかります。トラックドライバーの方が一晩で届けてくださるんですものね。そりゃ遠くから届く物も新鮮ですよ。

 

ただね、自分で採って(獲って)食べるのは新鮮さが桁違いですよ!!本当に美味しい😆

 

繋がりのある地域

(時間的にハードル高め ただしメリットは最大級)

野菜作ったり肉獲ったりしていると、家族だけでは食べきれない時があります。

 

そこで、自分が手に入れて余った食べ物は近所の方に分けるようにしています。反対に、自分が育てていない野菜をもらえたり、使わなくなった子ども服やおもちゃが回ってきたりします。

 

何でもみんなで分け合えば、地元産の物で食べ物だけでなくほとんどの物がまかなえてしまうのではないかと考えています。

 

今はお金で物を買うのが当たり前ですが、昔は物々交換だったのですから😊

 

そのためには地域の人同士で濃い繋がりを作っておく必要があります。「〇〇余ってるねんけど要る?」って、言い合える間柄でないと、なかなか出来ないことです。

 

町内をLINEで繋いでそういうことが出来たらいいなぁと考えて、少しずつ実行している途中です。

 

また、新鮮野菜の無人販売所のような事も出来るかなと検討中です。

 

理想は、近所で野菜を持ち寄って直売所みたいなことが出来たら、野菜を出す人も買う人もメリットが多いなぁ😊と、夢見ています。