みなさんこんにちは!よっしーです♪
昨シーズン前から全国に広がり始めた「豚コレラ」。
コレラとは何の関係もないということから「豚熱」と改められていますが、この「豚熱」がなかなか強烈でして、流行している地域ではイノシシが激減しています。
私が住む京都府にも豚熱は広がりつつあるようで、夏までは見かけたイノシシの痕跡が秋からパッタリと消えてしまいました。猟友会の会長の話でも、猟場の近くの山からも死んでいるイノシシが見つかったということ。12月まで待ってもイノシシが来ている様子はなかったので、イノシシを諦めて鹿狙いに切り替え、新しい猟場に罠をかけ直していました。
(その時の様子はこちら↓)
しかしです!奇跡が起こりました!!
今回は、
諦めていたイノシシが獲れたんです!!
という記事です。
(動画でサクッと見たい方はこちら↓)
目次
かかっていたのは昨年までの猟場
今シーズン罠をかけているのは、昨年までかけていた半竹林のイノシシ狙いの猟場と、年末にかけ始めた広葉樹林の鹿狙いの猟場。
毎朝の見回りは半竹林→広葉樹林という順で行っています。自宅を出てから帰宅まで徒歩で20分間ほど。今シーズンはイノシシの痕跡が全く無いので前半はサラッと見た後、後半の広葉樹林に期待して見回っています。
しかし今回は自宅から一番近いところの半竹林で獣の気配が!近付いて見るとイノシシだったのです♪
こっちの猟場もイノシシが獲れることも諦めていたので、ダブルでびっくりです!
あっさりと生け捕り
久しぶりのイノシシ生け捕りという事で、鼻くくりや口くくりを準備します。
イノシシの時はこれでよかったかな?と不安になりながらでしたが、すぐにWさんも駆けつけて下さり勇気100倍!
Wさんはイノシシがかかったところに立ち会うのが初めて。ましてや直近の生け捕りが雄鹿との死闘でしたから、今回の生け捕りにはかなりの緊張感を持っておられました。
ですが、私は正直今回の生け捕りは楽勝だと確信していました。
きっちりと脚の括られたイノシシは、鼻くくりさえ決まってしまえば、戦闘力はほとんど無くなります。イノシシの武器は口ですが、雄鹿の武器は角と後脚。前にも後ろにも攻撃できる雄鹿の方がよっぽど怖いのです。
そんな事をWさんに話しながらイノシシのもとへ。幸運にも前脚にかかったワイヤーが立木に絡み付いてほとんど動けません。大きさも40kgくらいでやや小さめ。
ワイヤーの巻きつき方が悪かったのか、前脚は折れて骨も肉も露出していましたが、切れそうというわけではありませんでした。
顔の方に注意を引きつけて後脚を取り、そのまま生け捕りに。口くくりワイヤーを忘れてきた事に気付きましたが、鼻くくりワイヤーで代用し、安全に生け捕り出来ました^ ^
それほど大きくない個体でしたが、口をくくる時に噛みつこうと必死だったので、どんな相手でもやはり油断は出来ないなと思いました。
貴重なイノシシは猟師関係者だけで解体
貴重なイノシシ、そして40kgのメス。これは最高の食材です!
もちろん鹿の肉も無駄には出来ませんが、今回は更に下手な解体は出来ません!
私のところでは基本的に誰でも解体の見学・体験を受け入れていますが、このイノシシだけは慣れてない人には触らせられませんでした🙇♂️
昨シーズンから一緒にイノシシの解体をしているSさんと私の2人で皮剥ぎ・解体しました。他の方には見学していただくだけで申し訳なかったですが、これだけは譲れませんでした💧
温かい日だったので虫が多く、畑で解体は難しいので、狭いですが自宅駐車場で。
結局6人程集まり、私は半身を貰ってあとは参加者で分けてもらいました。
1年ぶりの皮剥ぎは、やっぱり難しかったです😅Sさんも苦戦していました。昨年2人でやった時の方がスムーズだったかも。
(その時の動画です↓)
もっと数をこなして上手になりたいなぁと思いました。
最高のイノシシでした
その日のうちにロースとハツとレバーを焼肉でいただきました。これはもう最高でしたね♪
貴重なイノシシなので、今回は胃と小腸もとっておきました。(腹出し後に畑で処理しましたが、虫がたかって大変でした💦)
で、その胃と小腸で妻がモツ煮込みを作ってくれました^ ^これも絶品!モツ臭さは無く旨味が濃い。小鍋いっぱい作ってくれましたが、あっという間に無くなりました😊
(妻もYouTubeを始めたので良ければこちらから↓)
鹿も良いけどやっぱりイノシシは最高!!
今季、もう1頭!いやもう2頭ほど獲りたいなぁイノシシ!