みなさんこんにちは!よっしーです😊
今年、みなさんの周りにイノシシはいますか?うちの周りにはイノシシの痕跡がありません。
今季は幸先よく鹿を1頭獲ってから空弾きが1回のみで、3週間が過ぎようとしています。イノシシはどこへ行ってしまったのか…
どんぐりが豊作で山から降りてこないのか、豚熱で死んでしまって居なくなってしまったのか…
今シーズンに向けて自作した鼻くくりを使う機会がなくて困っています💧
さて今回は、
イノシシ用の鼻くくりの入手方法
について書いてみました!
目次
イノシシ用の鼻くくりの種類
「イノシシ用の鼻くくり」とここでは呼んでいますが、「鼻取り」「鼻取り棒」「鼻取り保定具」なども同じ物です。要は、罠にかかっているイノシシの鼻をワイヤーやロープで括って引っ張り、動きを制限して生け捕りや止めさしをしやすくする道具です。
で、この鼻くくりですが、大きく2つの種類があります。
1、バネ式
くくり罠のワイヤーの仕組みをそのまま使って、何らかの方法で作動させることでワイヤーの輪が締まるようになっている物です。バネには押しバネが使われていることが多いです。私もこのタイプを使用しています。
イノシシの鼻に板を押し当てて作動させる物が多いですが、取り付けておいた紐を手で引っ張ったり、先のワイヤーの輪をイノシシにひっかけて持ち手の棒を上に引き揚げたりと、みなさん様々な工夫をして鼻くくりを作っておられます。
バネ式のメリットは、作動したらバネが勝手に締め付けてくれるところです。良いポジションに輪がかかれば外れることが少ないです。また、締め付けるのはバネがしてくれるので、使用者は良いポジションで作動させることだけに集中できます。
反対にデメリットは、中途半端なポジションに輪がかかったまま作動してしまうと、罠の空弾きと同じように括ることができないことがあるということです。そうなるとまたバネをセットし直す必要が出てきます。また、バネを作動させるための仕組みの部分がすこし複雑で、自作するのが難しかったり重たくなってしまったりすることがあります。
2、バネ無し(ワイヤー・ロープのみ)
先の輪にイノシシの鼻を入れてロープやワイヤーを引っ張り、輪が締まるようにすることで鼻を括る仕組みの物です。
このタイプのメリットは、仕組みが簡単なので自作がしやすく軽いというところです。自作する時の材料費も安いです。
反対にデメリットは、シンプルゆえにテクニックが必要だということです。暴れるイノシシの動きを見極めながらタイミング良く輪を鼻にかけ、輪のポジションが良いところで手動で締め付けて引っ張らなければなりません。オートマチックに締め付けてくれるバネ式より、使いこなすには時間がかかると考えられます。
バネ式の鼻くくりが使える市販品は?
バネ無しなら、くくり罠のワイヤーを自作されている方なら何の問題もなく作れるでしょう。反対にバネ式は、ワイヤーは自作できても作動させる棒の先の部分はなかなか作れないという方も少なくないと思います。
そこで市販品を調べてみると、2つの製品が見つかりました。
1、オリモ製作
OM-30型 Lサイズ 6,000(税別)
+
鼻くくり保定金具 (OM-30 型 L サイズ用) 1,800(税別)
棒やワイヤーなどは付属していないようです。
くくり罠の踏板をそのまま使用するようですね。オリモ式の踏板を使用されている方は多いようですので、そういう方は金具だけ購入すれば使用できます。
2、鎌田スプリング
松島式鼻くくり 販売価格(税込):21,780円
こちらはワイヤーやロープ、棒もセットになっています。
この鼻くくりが発売されたのは割と最近のことかと思います。痒い処に手が届く商品を作り続けておられる(勝手なイメージ)鎌田スプリングさんが鼻くくりを作ったらこうなった!という物ですね。
しかしこちらはなかなか良いお値段なのです。個人で購入された方はどれだけおられるのでしょうか。私には手が出ない価格です💧
バネ式を自作するなら
市販の物は写真を見る限りですが、丈夫そうで性能も良さそうです。狩猟にかけられる予算に余裕のある方は、市販の物を購入された方が良いでしょう。しかし、そうでない方にとっては安く自作出来るのならそれに越した事はありませんよね。
自作されている方の多くは、オリモ製作さんのようにくくり罠の踏板を棒の先に付けた物を使用されています。私も踏板を少し改造した鼻くくりを使っていました↓
これが鼻くくりの初号機といったところでしょうか。
この初号機では鼻をくくる精度が悪かったので、YouTubeやブログなどから情報を集めました。鼻くくりを自作されている方の中には、出回っている踏板とはまた違った仕組みの物を使っておられる方もおられましたので、それを真似て作ってみたのが今季の新型鼻くくりです↓
2つ目の鼻くくりなので2号機と呼ぶことにします。
まだイノシシが獲れていないのでこれを試す機会がないのですが、この2号機にはまた別の課題が…
今季デビューのSさんがこの2号機を作りたいというので、一緒に作ったのです。しかし、作りが複雑なので戸惑われる部分も多く、かなり手先が器用なSさんでもスムーズに組み立てられない部分がありました。
つまり、私が作り方を公開したとしても、「誰でも自作可能な鼻くくり」という訳ではないのかもしれないと思うようになったのです。
そこで、こっそりと温めていた「鼻くくり3号機」の完成を急いだ訳であります。そして出来上がったのがこちら。
どうですか?上のK社の物とそっくりでしょう?笑
K社の写真を見まくって自分なりに作ったので見た目はよく似ていると思いますが性能的にはどうでしょうか。
このタイプ、2号機と違ってワイヤーをイノシシの顔に向けて飛ばす事はできません。でも初号機より小さな力で作動しますし、輪の中に鼻が入ってからしか作動しないように作られています。
2号機も使ってみたいし、3号機も使ってみたい😆笑
まずはイノシシを獲らなければ💧
鼻くくり、自作してみませんか?
この鼻くくり、仕組みがシンプルなので自作が簡単です。性能が確認出来ましたら、水撃ポンプの時と同じように自作動画を公開します!もしあなたが鼻くくりを必要とされているなら、是非自作してみてください。
でもまだ使用できていないので自作動画を出す事はためらわれます。誰かが使ってくれると性能がハッキリするのですが…
そうこう言ううちに猟期が終わってしまってはいけませんし、自作が簡単なタイプですのでいくつか量産して、モニターを募集するというのもありかなと考え中です。
「よっしーの鼻くくり3号機を使用して、性能を確かめてやろう。」なんて優しい方がおられましたらご連絡いただけると嬉しいです♪詳しい事は3号機の紹介動画でお伝えしようと思います。
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それではまたー😊
追加 募集動画