みなさんこんにちは!よっしーです^ ^
今回は
新しい鼻くくりを作ってみましたよ〜!!
目次
鼻くくりとは
くくり罠にかかったイノシシは、人間の姿を見ると襲い掛かろうと大暴れします。くくり罠のワイヤーの長さにもよりますが、ワイヤーが足にかかっていてもかなりの広範囲を動き回ることができます。敵意剥き出しで動き回るイノシシを生け捕りにする時は、足のワイヤーとは別のワイヤーで鼻を括ります。鼻をワイヤーで捕らえると、くくり罠のワイヤーとの2点保定になり、生け捕りをする際に大変やり易くなります。
旧型の鼻くくり
くくり罠にかかった猪を保定する時、ここに鼻用のくくりワイヤーをつけて使用してきました。
旧型鼻くくりの特徴
VU150のパイプで作ってあり、私が使用しているくくり罠の踏み板の仕組みと同じです。
板の部分をイノシシの鼻に押し付けることで作動します。
使っていて困った部分が‥
こちらの鼻くくり、なかなか1発で鼻をくくらず、空弾きしてしまうことも多かったのです。
板の部分に真っ直ぐに鼻からぶち当たってくれればいいのですが、板の部分に当たってくれなかったり当たってもすぐに引いてしまったりするのです。また、真っ直ぐ当たってくれても当たりが弱いと作動しないことも多かったです。
改善したい点として
・輪の直径を大きく
・鼻が当たってすぐ作動するのではなく、ある程度押し込んでから作動する
・鼻が入ってしまえば弱い力でも作動する
そこで作りました!
新型の鼻くくり
「あずさの狩猟生活」さんの動画の鼻くくりが、ほぼ空弾きがなく使いやすそうでした。↓
こちらの鼻くくりを見様見真似で形にし、自分なりのアレンジも加えて完成したのがこちらです!
新型鼻くくりの特徴
VU200のパイプで作ってあります。輪の中のワイヤーが押されることでワイヤーにテンションがかかり、ストッパーが外れます。アームは1本ですがスプリングを内蔵しているので、鼻のより根元の方へくくりワイヤーを飛ばすように跳ね上がります。
改善された点は
・輪が大きくなって鼻を捕らえやすくなった。
・ワイヤーを押すことでストッパーが外れるため、弱い力でも作動する。
・ワイヤーには少しあそびをもたせてあるので、しっかり輪に鼻が入ってから作動する。
・鼻を突っこみながら横振りするような動きでもワイヤーが押されてストッパーが外れる。
・板を使用していないので、輪の向こうが見える。また、それにより軽量化された。
悩んだ部分は
棒との接続方法に悩みました。「あずさの狩猟生活」さんはネジで農業用支柱に固定されていましたが、私はちょっと変えてみました。
選んだ棒は3段伸縮式のアルミの棒。ペンキ塗りのローラーに繋ぐタイプのものです。こちらがVP20パイプの内径にすっぽり収まります。
VU200パイプとVP20パイプは16パイプ用のサドルバンド2つでネジ固定。
VP20パイプとアルミ棒は、
パイプの途中を少し切り、ホース用の手締めバンドで脱着可能に。
比べてみると
見た目はかなり性能アップの予感!?
実際には使用してみないと分かりません。猟期を楽しみに待ちます♪