子連れハンター

半里山から半自給自足的な生活を目指します

【水撃ポンプ】空気穴を開ける

みなさんこんにちは、よっしーです😊

昼間はポカポカ、朝夕ヒンヤリ。春ですね〜🍀

 

3年前に自作を始めて、改良を繰り返すうちにどんどんメンテナンスフリーに近づく水撃ポンプ。

今回は、

水撃ポンプに空気穴を開けて、圧力室の水位調整を不要にしました!

という記事です^ ^

 

目次

 

空気が減っていく圧力室

 水撃ポンプを稼働させたままにしておくと、圧力室(私のポンプではペットボトルを使用)内部の水位がどんどん上昇し、空気が無くなっていきます。これは、常に圧力のかかっている圧力室内部の空気が、少しずつ水に溶けていくからです。水はどんどん新しい物がに入れ替わっていきますが、空気は新しい物が入ってこない為、空気は水に溶けるのみ。結果、数ヶ月後には圧力室の中には満タンの水が入っているということになります。

 

 圧力室の中の空気が無いと何が困るかというと、揚水量が激減するのです。そもそも圧力室を設けているのは、水撃時に揚水弁を通過した水を効率良く揚水する為です。圧力室の空気をクッションとすることによって、水撃発生時にしか送られない水が少し均されて送られ、揚水量が増します。

 

 このことについては「圧力室内の空気量と揚水量の関係」として、この夏に実験検証を行う予定です。

 

 今までは自作水撃ポンプの性能が低く、1〜2ヶ月経つと不具合が生じていたため、修理・改良等の為にポンプに手を加える事になり、その際に圧力室の水を抜いていました。しかし、昨秋から稼働している6号機の調子が非常に良いために不具合が生じることが無く、圧力室の空気問題が表面化してきたということです。

 

空気を自動で送りこめるスイング式 送りこめないピストン式

 私の自作水撃ポンプの排水弁にはスイング式とピストン式の2種類があります。

 結論として、スイング式は空気を自動で圧力室へ送りこめますが、ピストン式は送りこめません。

 

 スイング式は揚水弁より低い位置に排水口が設けられます。排水弁が閉じて水撃が発生すると、ポンプ内の圧力は急上昇しその後負圧が生じます。この負圧が生じた時に排水弁が開いて空気を吸い込むのです。吸い込まれた空気は揚水弁の下に留まり、次の水撃発生時に揚水弁を通過して圧力室に入ります。

 ピストン式の場合も排水弁が開くときに空気を吸い込みます。しかし縦向き設計のピストン式では、吸い込んだ空気が揚水弁の下へ達しません。排水弁内部に留まった空気は再び流れ出した水によって排水口から押し出されてしまいます。

 

 ピストン式で空気を圧力室に送りこむ為には、縦向きではない設計にするか揚水弁の下に空気吸い込み口を開けてやる必要があります。

 

 

 水撃ポンプの自作を始めた時に2種類の排水弁について考えていた記事がこちらです↓

sanbikitoossan.hatenablog.com

 

 排水弁の種類によって揚水量やメンテナンス性などが影響してきます。試行錯誤を重ねた結果、今はピストン式を2つ連ねた「6号機」が稼働中です。↓

sanbikitoossan.hatenablog.com

 

 

空気穴は揚水弁の上か下か

 ピストン式で圧力室に空気を送りこむために空気吸い込み口を開けます。この時、空気穴は小さく、揚水弁の下数㎝の位置がベストです。

 

 空気穴が揚水弁の下だった場合、排水弁が開いて水が流れ出ている間は空気穴からも同じように水が流れ出ます。この時、空気穴からの流水量が多いと排水弁からの流水量は減り、排水弁が閉じなくなります。よって空気穴は出来るだけ小さくします。空気穴が小さくて吸い込まれる空気量が少量でも、圧力室で水に溶けていく空気量はとても少ないので十分に補うことができます。

 

 空気穴から吸い込まれた空気は揚水弁の下に留まり、次の水撃発生時に水と一緒に揚水弁を通過して圧力室に入ります。よって空気が留まるスペースを確保するために揚水弁のすぐ下より数㎝下に空気穴を開けるようにします。空気量は微々たるものなので1㎝も空ければ十分でしょう。

 

 この空気穴が揚水弁より上の位置だった場合はどうでしょう。揚水弁より上は圧力室は設けてあるものの、揚水管の一部です。揚水管内は水を揚げる為に常に水圧がかかっています。そこに穴を開けてしまうと常に水が流れ出て揚水しなくなってしまいます。空気を吸い込むこともありません。

 そもそも揚水弁は、揚水弁より上の揚水管内の圧力を下げないために設置します。揚水弁より下は水撃発生を繰り返す事によって圧力がかかったり無くなったり負圧が生じたりします。下側の圧力の方が揚水管側より小さい時には閉まり、大きい時には開くことで水を送り出せるようにしています。

 

6号機に空気穴を開けた結果

 結局どのように6号機を改良したかというと、

 ①揚水弁下に空気が留まるスペースを追加した。

 ②そのスペースに1.5mmの穴を開けた。

というシンプルなものです。

 

 見た目では空気の吸い込まれていくのがほとんど分かりませんでしたが、設置直後には圧力室内に10㎝ほど溜まっていた水が、翌日朝には無くなっていました。

 

 空気穴から流れ出る水の分、揚水量はわずかに減っていると思われますが(見た目の変化は無し)、圧力室内の空気が減る事による揚水量の低下は防ぐことが出来るので、なかなか良かったと思います。

 (改良の動画はこちら↓)


www.youtube.com

 

 空気穴を開けたくなければ

 空気穴無しで圧力室の空気調整を不要にするのであれば、

 ①圧力室内の空気と水が直接触れないようにする

 ②横向きのピストン式排水弁を設計する。

 ③より良いスイング式排水弁を開発する。

等が考えられます。

 

 今考えているのは②。縦向きのピストン式排水弁は弁の重さを利用して開くようにしていますが、横向きにするとスプリング等の力を利用しなければなりません。重りの数で調整出来ないので、ちょうど良い大きさと強さのスプリングを探しているところです。

 良いものが見つかりましたらまた報告いたします。

【家庭菜園】春の土作り等、ひと段落着きました🌱

みなさんこんにちは😄よっしーです♪

 

またまた放置していました💦猟期が終わって狩猟道具を片付け、夏野菜に向けて準備をしていたらあっという間にもう4月も半ば。朝の罠の見回りをしていた時間は、畑仕事に精を出しています😊

 

今回は、

作業がひと段落着いた畑の様子を紹介します!

 

目次

 

とことん土作り

 前回の記事でも紹介しましたが、春の土作りは重労働です。

 

 ①畝に溝を掘る←これが大変

 ②溝に残渣や稲藁などを入れて埋め戻す

 ③畝の形を整える

 ④肥料や灰などを撒く

 ⑤混ぜ込む

 ⑥畝ならしで畝を整形する

 ⑦マルチシートを貼って端を土で押さえる

 

 こんな風に毎朝コツコツ次の畝を作って、草取りをして…

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 少しずつ出来上がってきました。

 

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 小6になった娘にも手伝ってもらいます♬早く戦力になりますように!

 (娘もブログに書いていました。ブログを始めた1年前よりは書けるようになってきましたね♪↓)

yucchanno.hatenablog.com

 

生育状況等

ナス

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 長ナス苗をネギと一緒に植えました。昨年は妻と義母が喜んでくれた長ナス。今年も上手く育つといいな♪

 

タマネギ

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 風で倒れていますが、収穫適期の倒れ方ではないですね。もう少し太ってもらわなければ。

 

万願寺とうがらし

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 我が家はピーマンは育てず、万願寺です。こちらも喜んでもらえるので作り甲斐がありますね😊

 

スナップエンドウ

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 茹でるだけで息子がぱくぱく食べるスナップエンドウ、初挑戦です。もう少し茂って欲しいんだけどなぁ。

 

ジャガイモ

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 発芽したのは7割くらい。あとは芽かき時に土に挿して補うことにします。

 

ソラマメ

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 昨年はしっかり誘引しましたが、今年は放置のソラマメ。そろそろ世話をしよう。

 

カリフラワー

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 秋に種を撒いたものの、冬にヒヨドリに食べられまくって諦めていたのですが、小さな蕾がついていました。また1つだけですが、他の株はもっと大きいので、蕾のつくのが待ち遠しいです。

 

キャベツ

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 青虫に9割の葉を食べられ、諦めていたキャベツ。復活しました😄花が咲いてしまったので、種採り用に残しておきます。

 

これからの季節は

 これからは畑仕事や水撃ポンプ、メダカなどの季節になります。

 ニホンミツバチは昨年入居せず。近所の方も逃亡が相次いでいるのだとか。それなら…ということで、セイヨウミツバチを予約してしまいました🐝6月に到着予定なので、今年の夏はミツバチの世話も楽しめそうです。

 

 また発信していきますので、よろしくお願いします。

 

【家庭菜園】ジャガイモとネギを植えました🥔

みなさんこんにちは〜☀️よっしーです!

 

日差しはポカポカ、鼻はムズムズ👃😭

そうです、花粉症のシーズンがやってきました💧

 

そして春野菜の準備の時期です。毎年春の畑の作業は花粉との戦いですね😅

 

今回は、

ジャガイモの種芋とネギの苗を畝に植えつけてきましたよ!

という記事です。

 

目次

 

ジャガイモ編

種芋を手に入れる

 我が家のジャガイモは人に貰った小さい種芋を植えるところから始まり、そこからまた種芋をとっての繰り返しできていました。つまりタダで手に入った芋を繋ぎ続けてきたわけです。

 しかしながら、秋ジャガが不作&味は美味しく食べ過ぎたということで、種芋がほとんど残せていませんでした💧なので今回初めて種芋を購入しました。

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 ホームセンターでキタアカリを購入。今度はこの種芋を繋ぎ続けていこう!

 

種芋を切って断面に灰を付ける

 ジャガイモの秋植えは丸ごと、春植えは切って植えるとのこと。

 今までは小さな残り芋だったので、春も秋も丸ごと植えていました。今回は買った芋なのでそこそこ大きく、切って植えることにしました。

 切った断面に灰をつけるらしいのですが、そのためだけに灰を買うのもちょっと💧

 

 そうだ、灰ならここにある!

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 ということで、いつも枯れた竹を燃やしているレンガストーブへ。

 

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 投入してみれば灰まみれに。いや、炭まみれと言うべきか。

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畝に並べる

 土づくりをしておいた畝に並べて場所を決めます。70㎝幅の畝に2列、30㎝間隔で。つめ過ぎですが、芽が出たら1〜2本仕立てで大きく育てる予定です。

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ねじり鎌で穴を開けて植える

 植える穴はねじり鎌で開けます。ねじり鎌便利なんですよ!セルトレイで作った苗を植える時も使います。ポット苗には少し小さいですが、穴あきマルチの穴でも入るコンパクトさが重宝しています。

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 穴に芋を入れまして、

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 軽く土を被せます。

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 あっという間に植え終わり。無事に芽が出ますように!

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ネギ編

ネギ苗を手に入れる

 今年はネギ苗を作っていなかったのですが、いつもの溜まり場農園でいただいてきました。何せ私があまりネギが好きではないという😅妻は喜んでくれるので育てます。

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穴を開けて植える

 こちらは穴あきマルチをはっておいた畝。9515マルチ(95㎝幅、5列、穴同士の間隔が15㎝)を使用しています。いろんなマルチが売られていますが、この9515マルチと同じ幅の穴無しマルチの2種類に統一しています。使い切っても新しく購入する物の種類が少ない方が良いですしね。

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 こちらもねじり鎌で植え穴を開けます。土寄せはしないのでなるべく深く開けます。

 とても楽ちんだったので玉ねぎの時もこの方法でやってみようと思います。

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 2本づつ植えてみました。穴の底ににストンと落とすイメージです。土はあまりかけず、落としたまま。倒れなければオッケーです。

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 綺麗に植えられました。あまり多くても食べきれないので、畝の長さは3m程です。

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これから家庭菜園が忙しくなりますよ

 今年の作付けが始まりました。これからが忙しいですね。葉物野菜や根菜などを撒き始め、4月からは夏野菜です。そのために冬野菜を片付けて土づくり・畝づくりをしなくてはいけませんね。

 花粉症と戦いながらの畑仕事ですが、頑張りますよ〜💪

 

 


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【狩猟】ついにイノシシが獲れました🐗

みなさんこんにちは!よっしーです♪

 

昨シーズン前から全国に広がり始めた「豚コレラ」。

コレラとは何の関係もないということから「豚熱」と改められていますが、この「豚熱」がなかなか強烈でして、流行している地域ではイノシシが激減しています。

 

私が住む京都府にも豚熱は広がりつつあるようで、夏までは見かけたイノシシの痕跡が秋からパッタリと消えてしまいました。猟友会の会長の話でも、猟場の近くの山からも死んでいるイノシシが見つかったということ。12月まで待ってもイノシシが来ている様子はなかったので、イノシシを諦めて鹿狙いに切り替え、新しい猟場に罠をかけ直していました。

(その時の様子はこちら↓)

sanbikitoossan.hatenablog.com

 

しかしです!奇跡が起こりました!!

 

今回は、

諦めていたイノシシが獲れたんです!!

という記事です。

(動画でサクッと見たい方はこちら↓)

youtu.be

 

目次

 

かかっていたのは昨年までの猟場

 今シーズン罠をかけているのは、昨年までかけていた半竹林のイノシシ狙いの猟場と、年末にかけ始めた広葉樹林の鹿狙いの猟場。

 毎朝の見回りは半竹林→広葉樹林という順で行っています。自宅を出てから帰宅まで徒歩で20分間ほど。今シーズンはイノシシの痕跡が全く無いので前半はサラッと見た後、後半の広葉樹林に期待して見回っています。

 

 しかし今回は自宅から一番近いところの半竹林で獣の気配が!近付いて見るとイノシシだったのです♪

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 こっちの猟場もイノシシが獲れることも諦めていたので、ダブルでびっくりです!

 

あっさりと生け捕り

 久しぶりのイノシシ生け捕りという事で、鼻くくりや口くくりを準備します。

 イノシシの時はこれでよかったかな?と不安になりながらでしたが、すぐにWさんも駆けつけて下さり勇気100倍!

 

 Wさんはイノシシがかかったところに立ち会うのが初めて。ましてや直近の生け捕りが雄鹿との死闘でしたから、今回の生け捕りにはかなりの緊張感を持っておられました。

 ですが、私は正直今回の生け捕りは楽勝だと確信していました。

 きっちりと脚の括られたイノシシは、鼻くくりさえ決まってしまえば、戦闘力はほとんど無くなります。イノシシの武器は口ですが、雄鹿の武器は角と後脚。前にも後ろにも攻撃できる雄鹿の方がよっぽど怖いのです。

 

 そんな事をWさんに話しながらイノシシのもとへ。幸運にも前脚にかかったワイヤーが立木に絡み付いてほとんど動けません。大きさも40kgくらいでやや小さめ。

 ワイヤーの巻きつき方が悪かったのか、前脚は折れて骨も肉も露出していましたが、切れそうというわけではありませんでした。

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 顔の方に注意を引きつけて後脚を取り、そのまま生け捕りに。口くくりワイヤーを忘れてきた事に気付きましたが、鼻くくりワイヤーで代用し、安全に生け捕り出来ました^ ^

 それほど大きくない個体でしたが、口をくくる時に噛みつこうと必死だったので、どんな相手でもやはり油断は出来ないなと思いました。

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貴重なイノシシは猟師関係者だけで解体

 貴重なイノシシ、そして40kgのメス。これは最高の食材です!

 もちろん鹿の肉も無駄には出来ませんが、今回は更に下手な解体は出来ません!

 

 私のところでは基本的に誰でも解体の見学・体験を受け入れていますが、このイノシシだけは慣れてない人には触らせられませんでした🙇‍♂️

 

 昨シーズンから一緒にイノシシの解体をしているSさんと私の2人で皮剥ぎ・解体しました。他の方には見学していただくだけで申し訳なかったですが、これだけは譲れませんでした💧

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 温かい日だったので虫が多く、畑で解体は難しいので、狭いですが自宅駐車場で。

 結局6人程集まり、私は半身を貰ってあとは参加者で分けてもらいました。

 

 1年ぶりの皮剥ぎは、やっぱり難しかったです😅Sさんも苦戦していました。昨年2人でやった時の方がスムーズだったかも。

(その時の動画です↓)

 

 もっと数をこなして上手になりたいなぁと思いました。


最高のイノシシでした

 その日のうちにロースとハツとレバーを焼肉でいただきました。これはもう最高でしたね♪

 

 貴重なイノシシなので、今回は胃と小腸もとっておきました。(腹出し後に畑で処理しましたが、虫がたかって大変でした💦)

 で、その胃と小腸で妻がモツ煮込みを作ってくれました^ ^これも絶品!モツ臭さは無く旨味が濃い。小鍋いっぱい作ってくれましたが、あっという間に無くなりました😊

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(妻もYouTubeを始めたので良ければこちらから↓)

 

 

鹿も良いけどやっぱりイノシシは最高!!

今季、もう1頭!いやもう2頭ほど獲りたいなぁイノシシ!

 

 

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【狩猟】1月はたくさん獲れました🦌

みなさんこんにちは!よっしーです😊

日差しも風も暖かいです♪春が来ますよー🌱

 

今回は、

1月の狩猟の結果報告

の記事です。1回ずつ記事を書く余裕がなかったので、サボってまとめ記事にしました😅

 

目次

 

元旦から鹿

 年末に鹿狙いに切り替え、新しい猟場に罠を仕掛けました。そしてすぐにヒットし、一緒に罠を仕掛けたWさん達と解体しました。

 詳しくは過去の記事で↓

sanbikitoossan.hatenablog.com


【狩猟】元旦にシカを生け捕りしました

 括っていたのが後脚だったのですが、モモの付け根を痛めたのか、モモ肉だけでなく背ロースまで血が回っていました。あまり大きな鹿ではなかったので、美味しく食べられる部分が少ない事が少し残念に思えました。

 

4日は小さな鹿

 4日にも新しい猟場でヒット。小さな雌鹿でした。サクッと生け捕り出来ました。


【狩猟】新しい猟場はシカだらけ?

 元旦の鹿も子どもでしたが、今回は更に小さい。

 絶対に大きいのもいるはず!鹿は群れで生活するそうなので、子どもなら母鹿と一緒にいるはずです。

 元旦の鹿と今回の鹿の背ロースを、放課後等デイサービスの子ども達対象の「ジビエ体験」の鹿カツ用にしました。 

 

13日の鹿はお母さん?

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 こちらも新しい猟場でヒット。40〜50㎏くらいの大人の雌鹿でした。元旦や4日の鹿と違って、大きいので力が強かったです。今回も三脚を立てて撮影をしましたが、大暴れでカメラのアングルから外れてしまいました💧

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 その後は倒木の根元の窪みにはまって無事生け捕り。重たかったのでカートまで運ぶのが大変でした。

 かかっていたのは前脚でしたが、相当暴れて周りにぶつかったからか、モモ肉にも血が回っていました。鹿って内出血しやすいんですかね?イノシシはかかっていたのは脚くらいだったのですが。(私は猟師3年目ですが、猟師1年目に解体した鹿は1頭、2年目も1頭。まだ鹿のことがよく分かっていません💦)

 

 しかしこの猟場、鹿だらけですね。きっと来年も鹿を狙うためにここに罠をかけるでしょう。

 

30日はWさんが撮影してくれました

 ここから寒波が日本列島に止まる日々が続き、しばらく獣の痕跡が途絶えました。見回り時には霜柱がザクザクと心地良い音を奏でてくれました😊やはり寒い時はこちらの獣は動かないみたいですね。

 

 そして少し寒さが緩み、満月の翌日の30日、またまた新しい猟場で雌鹿ヒットです。前回の捕獲から2週間以上経っていたので、「この猟場の鹿は獲り尽くしてしまったのか?」という不安も脳裏をよぎっていましたが、元旦と同じくらいのサイズをゲット出来ました。

 

 この日は土曜日だったのでWさんが生け捕りに駆けつけてくれました。

 「生け捕り、初めて見ました。」というWさん。私も他人の生け捕りを現場で見るなんて機会に巡り合わせたことはありません。来年にデビューするであろうWさんにはとても有意義な時間になったことと思います。

 

31日、何と初の2日連続ヒット

 この日は日曜日でしたので、前日捕獲した雌鹿の解体に体験・見学に来ていただくことになっていました。

 しかしこの日もヒット!4日に小さな雌鹿を獲った場所です。今回はそこそこの雄鹿。50〜60㎏でかなり激しく暴れていました。

 Wさんがすぐに駆けつけてくれましたが、撮影の余裕などありません。2人で息を切らしながら何とか生け捕りに成功しました。

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 今までの生け捕りの中でトップクラスの暴れ方でした。2人で生け捕り出来て本当によかった。1人だったらどうなっていたか…。

 Wさんが「この雄鹿の強さにあやかりたいから角を粉にして少しずつ飲みたいです。」というくらい最後まで力を緩めない強い雄鹿でした。

 

 今回は2人がかりだったので、1人が注意を引きつけながらもう1人がロープを角にかけて拘束出来ましたが、1人で雄鹿を拘束するためには、イノシシの鼻括りのような角括りを作っておく必要を感じました。

 

31日の解体会

 この日は、前日捕獲の鹿の皮剥ぎ・解体を体験・見学しようと沢山の方が家庭菜園の片隅にある解体用の東屋へ来てくださいました。全員で15名くらいだったと思います。

 同じ狩猟免許所持者、ご近所から、職場から、そして今回は新たに狩猟免許取得を目指す学生さん達も来てくれました。

 

 皮剥ぎ→解体と進めているうちに自然と、解体したばかりの鹿を耐熱レンガストーブで焼いて食べる流れになっていました。

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 今まではこんなことにはならなかったのですが、やはり若いパワーはすごいですね!!解体中もいろんな質問が飛び交っていましたが、そこは常連さん達が的確に答えてくれていましたので、私はのんびりさせてもらいました♪よっしー門下生としてみんな育ってきているのを実感します😊

 

 解体がひと段落ついたところで、この日生け捕りした雄鹿を止め刺しすることに。

 先ほどまでの盛り上がった雰囲気もスッと納まり、みんなが静かに注目する中で私が止め刺しをしました。少し張り詰めた空気の中、腹出しに移っていきます。誰も目を背けることなく雄鹿の臓器を見つめていました。

 

 止め刺しを見てもらう機会を設定することはなかなか難しいことですが、今回解体と併せて止め刺しを見ていただいて本当によかったと思います。みなさん色々と考えさせられる部分があったようで、狩猟という行為への理解を深めていただいたと思います。

 

1月をふりかえって

 鹿ばかりでしたが、5頭もの自然のめぐみを山からいただくことが出来ました。新しく罠を仕掛けた猟場にはかなり鹿が多かったということですね。

 また、1ヶ月に5頭も解体するということが初めてだったので、かなり疲れました。理想は月に2〜3頭くらいですね。

 

 でも、毎回誰かが体験・見学に来てくれて、狩猟を知るということにしっかりと需要があるんだと感じました。「鹿の解体体験」を調べてみると、そこそこ良いお値段で開催されている団体もありました。私は完全に無料、肉のお土産つき、誰でも参加オッケーでやっていますので、狩猟に触れてみたい人には良い機会なのだと思います。

 狩猟についての理解を深めるために、この姿勢を続けていきたいと考えています。

 

 あと、やはり獣が動くのは満月や新月に関係があるのかなと思っています。実は2月の新月の前の日にイノシシがかかりました。このことはまた次の記事で書きたいと思います。それでは近々またお会いしましょう!

 

 

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【狩猟】よっしーの狩猟を子どもたちに伝えてきました!

みなさんこんにちは!よっしーです😊

更新滞っております💧

 

1月は鹿が5頭かかり、止め刺しや解体をしたり、その見学会をしたりと結構忙しかったです。

 

その時の様子もまたアップしていきますので、よろしくお願いします😊

 

今回は、

放課後等デイサービスのイベントで、よっしーが狩猟について伝える講師としてお話しさせていただきましたよ!

という記事です。

 

目次

 

野外活動「ジビエ体験」

 今では獲物の捕獲後の解体スタイルが確立されてきましたが、猟師1年目はほんとバタバタで、近所の人たちや友達に手伝ってもらいながら何とか解体をしていました。

(その頃の様子↓)

sanbikitoossan.hatenablog.com

 この初イノシシの頃から時々解体を手伝ってもらっている近所のHさんがお勤めされているのが、今回呼んでいただいた放課後等デイサービス(以下:放デイ)です。

 

 こちらの放デイでは「野外活動」と名付けたイベントを定期的に行っておられ、野外遊びやアウトドア料理、野菜の栽培・収穫などを子どもたちに体験させておられます。

 イベントの拠点とされている山間部の古民家周辺がまさに「鹿天国」と化しているそうで、畑を荒らす鹿を何とかしようと放デイのオーナーも狩猟免許を取得されました。しかし、オーナー自身は動物が好きなのもあり殺生は苦手とのこと。結局ペーパーハンターとなって現在に至ります。

 

 そんな鹿の多い環境で、子どもたちに命について考えるきっかけを作ろうということで、今回の「ジビエ体験」は企画されました。猟師として私に打診があり、狩猟の事をたくさんの人に知って欲しいと思っている私は快諾をしました。

 

スライドでお勉強

まずは自己紹介

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 まずは簡単に自己紹介をしました。狩猟や家庭菜園をしている普通のお父さんですよ〜という事を話しました。子ども相手なのでYouTubeをしている事はとても興味を持って聞いてくれました。雰囲気を出すために猟友会キャップ・ベストを着用しましたが、あまり反応はありませんでした。普通の子どもは見た事ないのかな?

 

ジビエって何?

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 イベント名が「ジビエ体験」なので、まずはジビエについて知ってもらう事にしました。狩猟について知ってしまうとお肉を食べられなくなる人っていますよね。私の話によってお肉が食べられなくなってしまう子どもが出てはいけないので慎重に反応を見ていきます。

 「お肉好きな人は?」と聞くと、9人全員がしっかりと手を挙げました。取り敢えずは肉好きが集まっている事に安心しました。「肉=美味しい食べ物」という認識なら大丈夫!

 「何の肉が好き?」と聞くと、鶏や豚や牛。予想通りの反応です。

 次にスライドに野生動物を映していきます。「こういう野生動物のお肉をジビエって呼ぶんですよ。」「イノシシを豚のように飼って大きくして食べても、それはジビエではないんですよ。」

 

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 生き物の写真を見せたので、「肉=可愛い動物」に傾きつつある気持ちをまた「肉=美味しい食べ物」に戻さなければなりません。

 美味しそうなジビエ料理の写真を映していきます。「よっしーの子どもはイノシシ料理が好きで…」なんて話も交えながら。「ジビエ=美味しい食べ物」として話を続けます。

 

何のためにとるの? 

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 次は狩猟をする目的についてです。「ジビエ=美味しい食べ物」という事を知ってもらった後は、獣害の事も知っておいて欲しい。このイベント会場のある自治体も、有害駆除の報奨金としてニホンジカ1頭に20000円を支給するほど、獣害に悩まされている地域です。

 荒らされた田畑や森林の写真と共に、食べるため以外に動物を獲るという事も伝えました。

 

どうやってとるの?

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 次は、どんな方法で捕獲するかです。

 「どうやって獲るの?」と聞くと、1番に出てきたのは弓矢でした💧意外と銃がなかなか出てこないので写真を映しました。

 写真のような箱罠とは別で、私が使っている括り罠という罠もある事を伝え、持ってきていた実物も見せました。

 

罠でとるためには?

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 罠で狩猟をするためのステップについて伝えていきます。まずはやはり免許を取得する事。誰でも勝手にできるのではなく、勉強して免許を取った人だけが罠を使えるということは知っておいて欲しかったです。

 

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 罠を手に入れるには、買うか作る。「1セット買うと3000〜5000円くらいはします。」に対して、「安い!」という反応😅もっと高そうに見えたんでしょうね。

 作り方の動画も早送りで見てもらいましたが、「難しそう〜」との声。私は小学生の頃からナイフや鋸を持って工作していましたが、今の子ども達はそんなことしないですもんね。

 

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 「こんな小さな罠をその辺に適当に仕掛けても、動物はここを踏んでくれません。」と、獣道の話。そこにイノシシが付けるヌタズリ跡やシカの樹皮剥ぎ、足跡や糞の写真を見せて話します。シカの糞は知っている子もいる様子でした。

 

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 実際に罠をどのように仕掛けているのかを、動画で見てもらいました。この話の後に外に出て罠の設置をするので、動画は早送りでサクッと。

 

オーナー登場

「では外で罠の体験と獣の痕跡探しをしよう!」という時、オーナーがスライスした鹿の背ロースを持って登場。「今からこれをカツにしていくからね。」で、高まる昼食への期待😊

 

外で体験

罠の設置&罠にかかってみる

 まずは罠の仕掛け方から。穴を掘って罠を埋めたらHさんに踏んでもらいました。

 「これがこんな牙のあるイノシシだったら危ない。」イノシシの頭骨を見せて、くくりわな猟の危険性を伝えます。ここで持ってきていたイノシシ用の鼻括りの登場。

(使用した鼻くくりはこちら↓)

sanbikitoossan.hatenablog.com

  これでイノシシの動きを封じる方法を見てもらったら、次は自分が罠にかかる体験に移ります。勇気のある子から順番に罠を踏んでワイヤーにかかって楽しみました。最初は遠慮していた子も「私もやりたい」と、だんだん前向きに。結局全員1〜2回ずつ捕獲されていました😊

 

獣の痕跡探し

 次は古民家の裏山へ痕跡を探しに行きました。しかし、探すまでもなくシカの糞糞糞💩そこらじゅう糞だらけ。相当な数の鹿がいると思われます。

 糞を手に取って見せ、乾き具合からいつの物か判断する事を伝えました。するとあちこちから「よっしー先生!これは?」「よっしー先生、こっちのは?」と、糞の判断を求める声が。素直な子ども達、みんなシカの糞に夢中です。

 林に入ってみんなで樹皮剥ぎを見ていると、シカの骨を指差す子が。本当に鹿だらけみたいですね。

 みんな下ばっかり見て歩いていたので、今度は上を見てもらいました。緑の残る針葉樹林と葉の落ちた雑木林。「季節によって植物の様子も変わるので動物達の食べ物も変わるんですよ。」と伝えると、今度は食べ物についての質問ラッシュが始まりました。

 

 実際にフィールドに出て自然を受け止めるという事は、様々な好奇心を刺激するんだなと感じた時間でした。

 

鹿カツカレーを食べる

 山の散策が終わったら古民家に戻ってお昼ご飯でした。

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 鹿カツトッピングのトマトカレー。美味しかったですね〜😊

 子ども達も「美味しい😊」と満足そうな様子。鹿カツのおかわりはありませんでしたが、4杯くらい食べていた子もいました。もっとお肉を用意しておいたらよかったなぁと後悔。でも物足りないくらいが貴重に感じられて良いのかも。

 

ジビエ体験」を終えて

 今回、子ども達に自分の狩猟を伝える貴重な機会をいただいてとても嬉しかったです。こうしてジビエに前向きな子ども達が増えていけば、有害駆除で埋設・焼却処分されている命の有効活用が進むようになってくると思います。

 今回は止め刺しや解体などの部分は省略してかなりソフトに伝えましたが、それでも子ども達は命を大切に食べようという気持ちになったようです(後のオーナー談)。狩猟に関わる事で、スーパーに売っている鶏肉・豚肉・牛肉も、命をいただいて肉になっているとの理解が深まり、肉の食べ方を考えるきっかけになれば嬉しいです。

 今回のこのイベントについてはいくつか問い合わせも来ているようで、3月にも同じようなイベントで2回呼んでいただけるという事が決まりました。本当に嬉しい限りです。

 

 次回も全力でありのままのよっしーの狩猟を伝えられるよう、頑張ります!!

 

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【狩猟】元旦にシカがかかりました🦌

皆様あけましておめでとうございます🎍

よっしーです!

本年もこの「子連れハンター」ブログをよろしくお願いします♪

 

 

 

2021年の元旦。

今回は、

元旦からシカが獲れました!!

という記事です。

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動画にまとめてあるのはこちらから↓


【狩猟】元旦にシカを生け捕りしました

 

目次

 

 

シカがかかっていたのは

 かかっていた場所は、数日前に新しく罠をかけた所。山の中で偶然出会った猟師の卵のWさんと一緒に罠を設置した場所でした。

(その時の記事↓)

sanbikitoossan.hatenablog.com

 

 今まで罠をかけていた場所には獣の気配がほとんどなかったので、やはり新しい猟場に罠をかけて正解でした。そして、この事をWさんに早く知らせたい!と思いました。

 

 今回の罠は普段と違う踏板を使っていました。

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 市販では「シシカブー」という商品名で同じタイプの物が販売されています。

(自作動画はこちら↓)


【狩猟】【くくり罠 自作踏板シリーズ】シンプル!枠分割式踏板

 

 この踏板をジャンプ式のワイヤーを使用して、30°くらい立てた角度で設置していました。その結果の括り位置がこちらです。

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  めちゃくちゃギリギリ💧しかも後ろ足。イノシシだったら逃げられてたなぁ😅

 

 この踏板の性能なのか、たまたまなのか、もうしばらく様子を見る必要がありそうです。

 

生け捕り

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 いつも通り道具を整え、生け捕りをしました。

 まずはガムテープで視界を塞ぎます。そして4本の脚を縛るという流れです。写真のように小さな鹿で、攻撃してくることもなかったので難なく生け捕りが出来ました。

 

 今回の生け捕りから試してみた道具があります。

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 生け捕り用ワイヤーです。イノシシの口括りと同じ仕組みで、ワイヤー1本で脚を2本ずつ拘束できます。前足同士・後ろ足同士をスナップフックでつないで、足の拘束は完了です。

 この生け捕り用ワイヤー、すごく良かったです。繰り返し使えるし、押しバネを使っているので緩むことがありません。今回は割と大人しいシカだったので簡単にこのワイヤーで縛れましたが、暴れるイノシシだったらどうなんでしょうかね?

 しばらくは色々と試してみて、良さそうだったら作り方を公開したいと思います。

同じ場所に罠を再設置

 イノシシは括り罠にかかると周りの地形が変わるくらい暴れ回ります。ですが鹿はほとんど周りに影響がありません。

 今回のシカを捕らえた罠は、そのまま同じ場所に設置し直しておきました。獣の気配が濃い場所なので、そのうちまた違う獣が踏むことでしょう。不安要素は爪先までしか罠が掛からなかったところでしょうか。

 

 と思っていたら、2日後に空弾きしてました。獲物はいる!!でも罠の性能は?

 

 もう一度空弾きするなんて事がありましたら、踏板を見直したいと思います。

 

1月3日に解体

  生け捕りをした日の夕方に止め刺し・腹出し、寒いので二晩小屋に吊っておいてから皮剥ぎ・解体しました。両方ともWさんは駆けつけてくれました。この調子で色々と覚えていってもらいましょう♪ 

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 今回は職場の同僚夫婦も駆けつけていただき、見学・体験をしていただきました。これをきっかけにまた新しい猟師誕生となるのか!?

 町内からも2人来ていただき、正月とは思えない雰囲気の解体となりました。いやぁ楽しかったですね♪

 

 

 

 相変わらず昨シーズンまでの猟場には獣の気配がほとんどありません。今シーズンはこのシカが獲れた猟場に期待したいです。でもイノシシも欲しいなぁ💧

 

 

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