子連れハンター

半里山から半自給自足的な生活を目指します

【狩猟】山で駆け出し前の罠猟師と出会う

 みなさんこんにちは😆よっしーです!

 いよいよ年末ですね。みなさんにとって今年はどんな年だったでしょうか?

 去年の半分を娘の入院に付き添った私にとっては、今年は家族の時間が増えたとっても良い年でした。コロナの自粛モードは更に家族の時間を加速させてくれましたが、世の中の雰囲気は良くありませんでしたね。みなさんも少なからずコロナの影響は受けたかと思います。(我が家でも娘が濃厚接触者になりpcr検査を受けました💧)

 

 来年すぐにコロナが収まるとは思えませんが、世の中が少しでも良くなれば良いなぁという気持ちでブログを書いています。私のブログがみなさんのお役に立てると嬉しいです。

 

さて今回は、

罠を設置しに山に入ってウロウロしていたら声をかけられたが、その人が罠猟師になろうとしている人だった!

という話です。

 

目次

 

1ヶ月以上獲物が獲れていない

 前回獲物が獲れたのが11月16日。猟期開始で罠をかけた次の日でした。こんなに早くかかるなんて初めてで、「今季は調子良さそうだ」と思っていた訳です。

 

 ところがその後は空弾き1回のみ、獲物の痕跡はかなり少ない、特にイノシシの痕跡が見つからないという状態でした。

 そんな時に見つけたFBページ。

 

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 なになに?

 

 「現在 京都府内の猪は、豚コレラの影響で一部を除き、絶滅状態となっております」だと?!

 

 イノシシの痕跡が見つからないのは、そういうことなのか!?なんてことだ!

 

 私がくくり罠で狙っているのはイノシシとシカです。中でも狙いの中心はイノシシで、イノシシの餌場やヌタ場をつなぐ獣道に罠をかけていました。

 

 ところがイノシシが「絶滅状態」となると、罠をかける場所から見直さなければならなくなります。何より今季、イノシシが食べられないなんて悲しすぎます。

 

 シカしか獲れないなら鹿を狙おう!ということで、新しく罠をかける場所を決めることにしました。

 

新しい猟場に罠を設置しよう

 いつもの猟場より少し遠くなりますが、徒歩の見回り30分圏内にもう一つの猟場があります。この猟場は、下見に行くといつも鹿の新しい痕跡があります。フンは艶々しているし、膝を着いていた跡も見られます。下見の時に実際に鹿を見たことも2回あります。ここなら鹿が獲れるに違いない!ということで、罠を持ってやってきました。

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 今回もたくさんのシカの痕跡があり、浅く地面を掘って休んでいたような跡もありました。ただ少し開けた場所なので、色んなところを歩いているようで獣道が限定しにくいのです。また、分かりやすい獣道があるところには立木が無くてワイヤーが付けられないのです。

 

 罠の設置しやすい場所を探していると、遠くにオレンジ猟友会ベスト&キャップの人が見えました!肩にはオレンジの長細いものが。恐らく銃のカバーでしょう。

 

 私はじっと動かず、見つからないようにしました(笑)銃猟の人は苦手なのです💧犬を連れた銃猟の人からするとくくり罠は邪魔みたいですので、見つかると何か嫌な事を言われそうな気がしたからです。(銃を持った相手の機嫌を損ねたりしたら大変💦)

 

 前回、銃猟の方と会った時の記事はこちら↓

sanbikitoossan.hatenablog.com

 

 ジッと銃猟師をやり過ごした後、獣道をたどって歩いて行くとまた違う男の人が山の中に立っていました。

 オレンジじゃない。一般の方ですね。ホッとしていると声をかけられたいう訳です。 

 

「猟師の方ですか?」

 私が罠をかける時は猟友会ベスト&キャップ姿です。猟期の日中の山は銃猟が行われている可能性があるため、ガサゴソしていて撃たれては大変です。(鉄砲猟師のいない早朝の見回りはオレンジスタイルではありませんけどね。)

 

 「猟師の方ですか?」←こんな格好していて違うとは言えない。でも猟師だとバレて何か怒られたりする事はないか?さすがに一般人だから大丈夫か?

 

 「はいそうです。」

 「実は僕、今年狩猟免許を取りまして…」←これは大丈夫なやつだ笑

 

 変な緊張感を乗り越えて楽しくお話でき、連絡先の交換までしました。

 

その方(Wさん)の情報

  • 今年罠の免許を取得したが狩猟者登録は来季からの予定
  • 来季に向けて獣の痕跡を探す練習をしている
  • 今日は自転車でこの山へ来た
  • 家は自転車で15分くらいの場所
  • 解体は1度だけ見せてもらったことがある
  • 主に書籍で狩猟について勉強中

 その後一緒に獣の痕跡探しをし、イノシシとシカの足跡の違いや、どうやって罠をかける場所を決めているかなどの話をしました。そして実際に罠をかけるところも見てもらいました。

 「こんな機会なかなか無いです!!」と喜んでいただけました。確かに、私もこんな風に先輩猟師に教えてもらいたかった💧

 

よっしーの狩猟生活へようこそ

 「獲物がかかったら連絡しますね。」という約束をして別れました。都合が合えば一緒に止め刺しや解体などが出来そうです。

 年齢は聞いていませんでしたが、30〜40代?私と歳は近そうです。家が近いし運び出しや解体を手伝ってもらえそうなのも都合が良いです😊何より後輩猟師がまた1人増えたというのが嬉しいですね。

 

 私が狩猟をしていると知ったいろいろな方に「解体を見てみたい」と言われます。そこでLINEのオフィシャルアカウントを使って一斉に連絡するようにしています。

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 今回出会ったWさんにも登録してもらいました。

 早く「シカかかりました!」という連絡が出来るように頑張ります!

 

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