子連れハンター

半里山から半自給自足的な生活を目指します

【狩猟】猟期スタート 狩猟準備

みなさんこんにちは!よっしーです😊

 

 ブログサボってすいません🙇‍♂️

 家庭菜園の夏→秋の切り替えと、狩猟の準備と、YouTubeに偏っていたのと…

はい、言い訳です💧

 

 いつもブログはスマホで書いているのですが、スマホでの作業にちょっと疲れたのが本音です。

 MacBookが届いたので、キーボード入力でストレス無くサクサク書いていけるかなと、今書き書きしています♪

 

 さて、もう猟期に入ってしまったのですが、今回は猟期に向けて準備したことをまとめておきます。

 

目次

 

狩猟者登録

 各都道府県で、今年度の狩猟者登録をします。私は猟友会に入っているので、猟友会から登録してもらいました。猟友会費や保険、狩猟税など、合わせて25,000円くらい必要でした。

 私の所属する猟友会は、10月に狩猟者登録会を設けてくれています。そこで書類を書いて申し込み、11月の総会で登録証を受け取るという流れになっています。

 

 猟友会で狩猟者登録をする理由は、ハンター用の保険に入るためです。狩猟者登録では、狩猟行為で相手に怪我などの損害を与えてしまった場合に3000万以上の保証能力があると認められないと、登録が出来ません。つまり、3000万以上の預金通帳や、3000万以上の保証のある保険に加入していることを提示する必要があります。

 

 しかし、最近の私のYouTubeチャンネルにコメントいただいた方で、猟友会の保険に加入しないで狩猟者登録に成功している方がおられました。→


【猟友会の闇】猟友会に入会せずに狩猟登録する方法。メリットとデメリットを徹底解説

 

 「個人賠償責任補償特約」と言うそうで、自動車保険に特約としてつけることで、自転車の事故など、生活全般での補償が適用されるということ。

 私も来月に自動車保険の更新があるので、その時に確認するつもりです。だって、猟友会から受けている恩恵なんて、狩猟者登録の手間くらいなものですから。罠猟は単独で行うので、群れる必要は無いのです。(本心は、罠の自作会やお互いの猟場の散策会などを行って、罠猟のスキルを高め合いたいと思っているよっしーです。)銃猟の方は、猟友会主催の射撃大会のお誘いが来るみたいですけどね。

 国の猟友会、都道府県の猟友会、支部の猟友会の会費を支払わないとなると、かなりお安く登録が出来るみたいですね。

 

狩猟者登録証の携行準備

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 狩猟者登録証を発行してもらったら、この登録証を携帯できるようにする必要があります。どんな天候でも見回りや獲物の回収時に携帯するため、私はジッパー付き袋に入れています。それを猟友会ベストのポケットに入れるようにしています。

 携帯と言っても、まだ誰かに提示するような機会には遭遇していません。ただ、地主の方から「お前は私の土地で何をしてるんだ?」みたいな状況になった時には、「私はこういう登録をして、狩猟をさせていただいています。」という説明ができないといけません。

 これを提示するような状況にならないように祈っています。

 

記章(バッヂ)を着ける 

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 これも狩猟者登録証と同じように、狩猟中は携帯しておかなければなりません。(というか、見えるところにつけておかなければいけないです。)私はキャップに着けていますが、猟友会ベストに着ける方も多いです。

 前の年のものを着けっぱなしにしていたので、今年の物につけ替えました。

 

罠の点検・補修

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 罠猟師としては、これがメインというか、獲物が獲れるかどうかを一番左右する準備ですね。

 昨年使用した罠の痛んでいる部分は直しますし、今年かける罠+αの数を用意しておきます。獲物がかかると罠は少なからず痛みますし、すぐに使用できないくらいの損傷があれば、予備の物を使用することになります。

 実際には、昨年の通りに作り直すというよりも、より良い罠になるように少しずつ改良を加えていきます。この試行錯誤が最高に楽しいんです♪

 

生け捕り道具の点検・補修

 鼻括り、口括り、目隠し用ガムテープ、脚結束用の荷造り紐やワイヤーなどをしっかりと準備しておきます。

 今年は生け捕り道具をリニューアルしてみました。新型鼻括りはこちら→


【狩猟】猟期に向けて 新型イノシシ用鼻くくり🐗

 生け捕りは獣も自分も命がけなので、道具を工夫することで人間の分が少しでもよくなればいいと思って作っています。

 今年の鼻くくりは自信作ですよ♪

sanbikitoossan.hatenablog.com

 

引き出し用カートの点検・空気充填

f:id:sanbikitoossan:20201123193233p:plain  引出し用にダンプカートを使用していますが、1年経つとタイヤの空気が抜けていました。空気を入れて、他の部分も点検します。

 

猟場の下見

 罠をかける場所を決めるのに欠かせないのが下見です。獣は毎年同じ場所を歩いているとは限りません。この下見は、1度だけでなく、時間があれば何度も行った方が良いです。だんだんと獣の痕跡が見えるようになり猟師としての勘が戻ってきます。 

youtu.be

 

標識書き換え

 罠を設置したら、そこに標識をつけなければなりません。標識には住所や氏名、連絡先を書きますが、去年から書き直さなければならない部分があります。それは登録年度と登録番号です。

 油性ペンで書いているので、必要な部分だけアルコールで消して書き直せはOKです。

 

注意喚起の掲示の点検・補修

 標識のように必須ではありませんが、罠の設置場所周辺に、注意喚起の掲示をしておくのはマナーです。万が一、誤って括り罠に人がかかってしまっても、落ち着いていれば簡単に解除できます。しかし 、罠に詳しくない人が突然足の自由を奪われたのなら、冷静でいられるはずがありません。

 

解体場・保管場の準備

  狩猟というものは獲物がかかったあとの方が大変です。スムーズに解体できるように設備を点検・準備しておくことで、捕獲後にかかる時間がかなり節約できます。

 私は家庭菜園の東屋で止め刺し・腹出し、道具小屋に1〜3晩つっておき、その後皮剥・バラシをします。腹出し用の台の用意や吊り下げるロープの設置などをしておきます。

 

ナイフを研ぐ

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 ナイフの切れ味は解体スピードに直結します。止め刺し用・バラシ用・皮剥用など、用途に応じたナイフのコンディションを整えておきます。

 切れるナイフだと気持ちよく作業ができますよ♪

 

まとめ

 狩猟は準備が本当に大事です。実際に、猟期2日目に鹿を捕獲することができ、スムーズに解体することができました。多様な作業を伴う狩猟こそ「備えあれば憂いなし」ですね。

 

 猟期の準備の一部を動画にしましたので、よかったらご覧ください😊→

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