子連れハンター

半里山から半自給自足的な生活を目指します

[狩猟] イノシシの生け捕り道具

こんにちは😊

今朝も雨でした〜☂️

晴れだったら溜まり場農園の筍堀りに同行する予定だったのですが、残念💧

 

畑もちょっと落ち着いたので、狩猟の道具を片付けていってます。

 

くくり罠は前回紹介したので、今回は生け捕り道具の紹介です。

私が使用しているくくり罠はこちらで紹介しています↓

 

生け捕りに使用している主な道具はこちら

  • 鼻取り棒
  • 鼻取りワイヤー(ラチェットロープ付き)
  • 口取りワイヤー
  • ビニールテープ
  • 布ガムテープ
  • 荷造り紐
  • ロープ
  • リュック
  • 腰袋

 

1つずつ紹介していきます。

 

動画はこちらから↓

 

鼻取り棒

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離れた位置からイノシシを鼻を括るための鼻取り棒です。

詳しい構造はこちら↓

自作したくくり罠の踏み板を、イレクターパイプと繋いだ物です。これがないと恐ろしくてイノシシには近づけません💧

生け捕りに出る時は、鼻取りワイヤーを付けた状態で持っていきます。

 

鼻取りワイヤー(ラチェットロープ付き)

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これを鼻取り棒の先に付けて、イノシシの鼻をくくります。脚をくくる訳ではないので、締め付け防止金具は付けていません。他の罠のワイヤーと混ざってしまわないように、赤いビニールテープで印をつけています。

ワイヤーにラチェットロープを付けているので、鼻取りがかかってロープを立木に固定したあと、簡単にテンションをかけてイノシシの動きを封じることができます。

ラチェットを締めるときの様子はこちら↓

 

口取りワイヤー

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くくり罠がかかるのは脚、鼻取りは鼻、そして3点目の保定の為に口取りをかけます。

これを使うのは2点では押さえが効かない大きな個体、もしくは首を振ると牙にやられそうな大人の雄の個体です。そうでない場合はビニールテープを口に巻きます。

使い方は、鼻取りワイヤーの周りに口取りワイヤーを回し、スナップで輪を作ります。そのまま口周りに被せてワイヤーを締め付け、ワイヤー留めで固定します。イノシシの口付近に持ってきたときは危ないので、落ちている枝などに引っ掛けて持っていくといいです。

 

ビニールテープ

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口取りワイヤーを使わなくてもいいくらいの個体の時は、ビニールテープを口に巻きます。イノシシは噛む力が強いですが、口を開く力はそれほどでもありません。なので、ビニールを巻く程度で大丈夫です。

 

布ガムテープ

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目に巻いて視界を奪い、大人しくさせる為のガムテープです。紙のガムテープは重ねて巻く時の粘着力が弱いです。巻いたあと、イノシシが暴れてズレて抜けてしまわないように、耳の後ろにもまわして巻いておく方がよいです。

 

荷造り紐

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イノシシの4脚を縛る為の紐です。出来るだけ太い物の方が強くて良いです。また、太い方が摩擦も強くなって固定しやすくなります。

長いと扱い辛いですが、2メートル以上はないと4本縛る時に足りなくなります。

 

ロープ

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口取りワイヤーの先に付けて3点目の保定に使ったり、運び出しの時に脚に結びつけて引っ張ったりします。私は綿の物を使用しています。化繊の物は滑りやすい物もあるので、選ぶ時には注意しましょう。

 

リュック

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生け捕りの道具を持ち運ぶ為の物です。このリュックは15年ほど前に使っていて、かなりボロボロだったので、狩猟用(汚れても壊れてもいい)になりました😅

ここに、口取りワイヤー・ロープを入れた状態で背負っていきます。

 

腰袋

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サッと物を出せるポケットの代わりです。

リュックは大きいので生け捕りをする時には下ろしますが、腰袋は着けたままです。ここにガムテープ・ビニールテープ・荷造り紐を入れておきます。

 

最後に

生け捕りをしてもしなくても、狩猟には様々な道具が必要で、それは人によって少しずつ異なります。今回紹介した道具は、生け捕りをしない場合でも役に立ちますし、逆に、使い方によっては全く効果がないこともあります。また、野生の動物と向き合うことは命がけで、危険も伴います。大きな怪我をしてしまっては元も子もありませんので、安全に気をつけて無理をせずに素敵な狩猟生活を送って下さい😊

 

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