子連れハンター

半里山から半自給自足的な生活を目指します

水撃ポンプ スイング排水弁2

1つ目のスイング弁が故障(水撃ポンプ スイング弁の故障 - 子連れハンター)し、このタイプに限界を感じながらも、スイング弁への未練は捨て切れず、新しいタイプのスイング弁を作りました。

 

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今回は65のキャップに65のVU管を使います。VU管の内径に合うように2ミリのゴムシートを切ります。

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そのゴムシートに49の排水皿を合わせ、左右の余分な部分は切り取ります。

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上の部分を固定できるように、百均のトレーを切り取って穴を開けます。

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固定用の穴を開けてからキャップに合わせ、排水皿の穴に合うようにキャップに穴を開けます。

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その穴を中心に、排水皿より小さめにキャップをくり抜きます。

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そして、パーツを組み立てます。スイングする時にパイプの内側にゴムシートが擦ったので、下の方を1ミリほど切りました。

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こんな感じでスイング弁が完成しました♪

 

僕のポンプの弁室は40で作っているので、インクリーザを繋ぎ…

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こんな感じで完成!

 

早速繋いでみました!

すると…

 

密閉性が高すぎて継手が外れまくる(^_^;)間違いなく性能は高いです。

 

これは継手を接着して挑戦せねばならない…

 

ということでタフダイン!

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溶かすタイプの接着剤です。

これで上手く稼働しました♪

 

後は耐久性ですねー。

追って報告します^ ^

 

 

 

 

 

 

夕方設置をして次の日の朝…

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ちゃんと動いていました^ ^

 

揚水量は9分間で4リットル。

ピストンよりはいいですね。ピストンでも65の管を使えばこれくらいの揚水量になるのかもしれませんが…

 

何よりもこの弁は作るのが簡単でした。ゴムの接着はしていないし、パーツも少ない。市販の排水皿を使ったので加工が要らず、鉄製なので丈夫。キャップに穴を開けたので、パイプに穴を開けるよりも加工がしやすい。

 

そして、最初から平らな塩ビの面に、最初から平らなゴムシートを合わせるので、密着するのは当たり前。水漏れはありませんでした。その分水撃の負圧がしっかり働いて、重りやスイング幅の微調整無しで自動運転が可能でした。

 

そういうわけで、自作するなら結構オススメかと思います。あとは耐久性だけですね〜