【水撃ポンプ】5号機を1ヶ月間連続運転した結果
みなさんこんにちは!よっしーです☆
もう少しで暑さが少し和らぎそうですね😊そうしたら秋野菜の植え付けラッシュがやってきます💦
さて今回は、
新しい水撃ポンプを1ヶ月間連続運転した結果を報告させていただきます!
目次
水撃ポンプ5号機を作った理由
実は、4号機を作って割とすぐ後に、5号機を作っていました。
4号機の記事はこちら→
実はこの4号機、揚水能力は高かったのですが、水撃の圧力が強すぎて排水弁が破損しました💦(ゴムシートが破れ、全ネジが曲がりました)
水撃ポンプというポンプは、水撃の圧力が高い程、揚水能力は上がります。逆に言えば揚水能力が高い程、高圧になり破損しやすいということになります。
たとえ1秒間に1回の水撃だとしても、24時間で86400回にもなります。それが何日も続くと、一見大丈夫そうに見える構造であっても意外と簡単に破損します。
まさに「雨垂れ石を穿つ」ですね。
それが少なくとも数ヶ月続くとなると‥。これに耐える耐久性を持たせるというのはなかなか大変なことです。
ストローク幅を狭めることで水撃の衝撃は和らげることが出来るのですが、4号機の排水弁にはストローク調整機能は付いていません。
そういうことで、揚水量は程々で良いので長持ちするポンプにしたいと思い、5号機製作に至りました。
5号機の構造
簡単に言えば、揚水弁より先は4号機、それ以外は2号機、排水弁だけ2号機を改良したものです。
2号機の記事はこちら→
ピストン式の排水弁は4号機のスイング式より少し揚水量が減りますが、弁の分解が簡単、ストローク幅の調整がきく、空気を吸い込まない、流されてきた土砂の影響を受けない等、メリットの方が多いと感じています。
1ヶ月連続運転しましたが、破損して止まる事なく点検を迎えましたので、使い勝手は良いと思います。
1ヶ月後の点検結果
揚水弁
ゴムに破損箇所はありませんでした。
排水弁
運転が止まる程ではないですが、ゴムシートの表面に侵食痕が。もう少しストローク幅を狭めた方が良いですね。
ゴムシートは2mm厚のニトリルゴムですが、もっと厚い物や硬度の高いウレタンゴム等に替えた方が安心できそうです。
ピストンのガイド穴
こちらは目に見えて削られていました。ガイド穴が広がると垂直運動にブレが生じ、弁に隙間が出来てポンプが止まる原因になります。
ギザギザの全ネジではなく棒の端にネジ切りしてある物を使う、ガイド穴をハトメや金属パイプで補強する等の改良が必要です。
再設置
そのまま組み立て直して再設置しました。すぐにガイド穴のブレの影響で停止しましたので、ストローク幅を縮めて運転中です。ストローク幅を狭くするとブレも小さくなります。
次の課題はガイド穴の改良です!
まだまだゴールは見えません(笑)