テスト機で試行錯誤を繰り返し、初号機が完成しました。
排水弁を水中に、そして圧力室内部は空気ではなく発砲ポリウレタンにすることで、空気量の調整不要のモデルにしました。
作り方を載せておきます。(記録用の為、あまり詳しくありません。質問があれば遠慮なくコメント下さい。)
用意するもの
本体用
・50VU管1メートル
・30VP管50センチメートル
・13VP管50センチメートル
・50VUエルボ
・50VUチーズ
・50VUソケット
・50×30VUチーズ
・50ネジ式掃除口
・30×13VP異径ソケット
・プールスティック
・プラ製の皿(丈夫な物)3枚
・M6全ネジ棒1メートル
・M6ナット4個(固定力の強いもの)
排水弁
・50VUキャップ
・排水用皿38
・M4ボルト15ミリ 2本
・M4ナット 2個
・M4バネ座金 2個
・100均トレーの破片(何でも大丈夫)
・M6全ネジの余り
・M6ナット 3個
・M6バネ座金
・M6ワッシャ
・M6ワッシャ大 5〜10個
・ゴムシート 2ミリ厚
・M6蝶ネジ
揚水弁
・プラ製の皿(丈夫な物
・ゴムシート 2ミリ厚
・M4ボルト15ミリ
・M4バネ座金
・M4ナット
・M4ワッシャ
その他(設置場所により変わる)
・ゴムホース内径15ミリ 30メートル(揚水管)
・40VU管4メートル、50×40異径ソケット(入力管)
・100均ザル、透明ホース、40×20異径ソケット等(取水口〜入力管)
作り方
排水弁
50管の内径に合わせてゴムシートを切る。
ゴムシートに排水用皿を合わせて左右を切り取る。(50管に擦らないように、ゴムシート下は1ミリ程カット)
トレーの破片と排水用皿に合わせてゴムシートに穴を開ける。
50管と50キャップを繋げ、中にゴムシートを入れて穴を開ける。
排水用皿より周りが1ミリ程度ずつ小さくなる円を書く。
ドリル、ナイフ、ヤスリ等で穴を開ける。くり抜いた部分も周りをヤスリで整える。
ゴムシートをM4ボルト等で固定。全ネジを刺して排水用皿やくり抜いた部分を固定。ワッシャの重りを付ける。
揚水弁
50管の外径で皿を切り抜く。
ヤスリで整え、50ソケットピッタリのサイズにする。
真ん中に4ミリの穴。あとは適当に開ける。
穴が隠れる大きさにゴムシートを切り、真ん中に穴を開けてM4ボルト等で固定。
(ゴムが密着するようにバリは綺麗に取る。皿に凹凸がある時は磨いて平面にしておく。)
本体
プールスティック(40センチ)に切り込みを入れておく。(50管だと大きすぎる為)
皿に穴を開ける。左は排水弁に重ねるので、排水用の穴と固定ボルト用の穴。右は50管を通すので、50管の外径の穴。
この順でパーツを繋ぐ。皿と皿の間は接着しない。(メンテナンス時に外す為)(揚水弁はパッキンをセットする)
皿と皿を繋ぐ全ネジ25センチを2本切っておく。
接着剤と全ネジで繋いで完成。
これに入力管と揚水管を繋いで設置する。
作業時間3〜4時間。材料費2500円程度(本体のみ。ホースが高いんです。)
揚水能力は…
1分半で1リットル
3分で2リットル
30分で20リットル
1時間で40リットル
1日で960リットル
2日で1920リットル(ほぼ満タン)