子連れハンター

半里山から半自給自足的な生活を目指します

[家庭菜園]福田式畝ならしを作る🔨

こんにちは🥦よっしーです!

 

今回はこちらを作りました!!

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「福田式畝ならし」

 

目次

 

解説

家庭菜園の世界では有名な"福田俊さん"が考案した畝形成農具。

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これを使って、中央が5cm高く均一な畝に成形することで、マルチがピッタリと張れる、水が溜まらないので水捌けがいいという利点があります。

 

詳しくは福田さんの動画で↓

 

作ったわけ

私がマルチを張った畝、汚いんですよ(笑)

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↑こちらが1ヶ月前に作った畝💧これでも上達した方なんですよ。

でも結構時間がかかるんです。

 

1年半前なんて更に酷い😭↓

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当然、風でめくれたりマルチに水が溜まったりします。風でめくれないように端を土に埋めるにはマルチの幅を広めにしておかないといけません。

 

しかし福田さんの畝ならしを使うと、端から端まで全く同じ幅に畝を形成出来るので、ピッタリのマルチが使えます😊

 

1年くらい前からこの農具のことは知っていたたのですが、そろそろ私も使ってみたいと思い、作ることにしました!

 

設計

福田さんは様々な畝幅に合わせた畝ならしを複数作成されていますが、私はとりあえず1つ作ります。

 

条件として

私の菜園の畝は、中心間の距離を120cmで作ってあります。なので畝幅は70〜90cmにしたい。

そして使うマルチですが、福田さんがよく使用されている9515を使いたいと思います。(9415でもよい)

 

こちらが9515マルチ↓

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穴の中心からの距離で考えると、穴が空いているのはマルチ中央の60cm。左右に17.5cmずつ穴のない部分があります。

 

9515マルチで

畝幅80cmなら

端の穴から畝の端まで左右に10cmずつ、畝の法面は左右に7.5cmずつとなります。

 

畝幅75cmなら

端の穴から畝の端まで左右に7.5cmずつ、畝の法面は左右に10cmずつとなります。  

 

畝幅70cmなら

端の穴から畝の端まで左右に5cmずつ、畝の法面は左右に12.5cmずつとなります。

 

 

採用したのは?

畝幅70cmにします!

 

畝幅70cmの場合、穴の直径4.5cmならマルチの余りが(5-4.5÷2)2.7cm、穴の直径6センチならマルチの余りが(5-6÷2)2cmで、余裕がなさすぎるような…。畝が綺麗に成形されていればいけるのか?!

畝幅75cmの場合、法面10cmでマルチか押さえ切れるか分からないですね〜。水捌けが良くなるらしいので、低めに畝を作れば何とかなるか!?

畝幅80cmの場合、法面の部分を土で押さえますが、左右を土で押さえることを考えると畝幅は狭い方がいいのでパス。

 

福田さんの動画で出てくる畝形成器は70cmと100cmが多いので、きっと70cmの物は95cmマルチ用、100cmの物は135cmマルチ用なのかな?

そう信じて、70cmを採用します!

今後の使用感によっては変更もありますけどね〜

 

作り方

 ミツバチの巣箱作りで余った木材を使います。

 

ミツバチの巣箱についてはこちら↓

sanbikitoossan.hatenablog.com

 

材料を用意します

※単位は全てcmです

1×6材(1.9×14cm)

・70cmを1本

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角材(2.7×4cm

・36cmを2本

・31cmを2本

・20cmを2本

・5cmを2本

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1.まずはイメージ

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こんな感じで組み立てますよ〜

 

2.本体になる1×6材を加工する

 

畝の山型にする部分を鋸で切り取る

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普通に手鋸で切りました。

 

両端の余る部分を鋸で切る

両端の角材をつける部分(2.7cm外側)に線を引きます。

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切ります。

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3.畝を押さえる部分の角材を加工する

 

真ん中の隙間が無くなるように左側の角材を削る

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分かりにくくてすいません💧左の角材だけ真ん中の部分が直角ではなくなっています。(気になったから加工しましたが、別にしなくても大丈夫です。)

 

両端の角材に干渉する部分を切り取る

本体に合わせて線を引き、

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切り落とします。

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4.両端の角材を加工する

 

下に15cm余るように線を引きます(畝の法面は12.5cmになる計算なので、少し余裕を持たせてます)。

土に食い込ませる部分を60°になるように線を引きます。

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切ります。

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5.組み立てる

 

加工した部分の組み立て

木工用ボンドで貼り合わせます。

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ビスで固定します。

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取っ手と補強部の組み立て

木工用ボンドで貼り合わせます。(取っ手の部分は持ちやすいように角を丸めておきました。)

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ビスで固定します。

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完成!!

 

使ってみた

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動画のようには上手くいきませんでしたが、3往復くらいして出来ました✌️畝ならしの使い方にもコツが要りそうです。

 

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マルチを張るとこんな感じ。慣れてくればもっと綺麗に張れそうです♪真ん中が高くなっているので、確かに水が溜まることは無さそうです😆

 

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隣の畝と比べるとこんな感じ。畝の幅は同じくらいですが、上面の平らな部分は今回の畝の方が広いです。つまりより多くの野菜が植えられます🥬

 

そして、ここが1番のメリット!↓

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マルチを押さえている土を除けてみました。

前の畝は135㎝幅のマルチ、今回のは95㎝幅です。畝作りが下手くそな私は、今までは135㎝幅のマルチでないとしっかり土で押さえられませんでした。95㎝幅のマルチを使うともっと幅の狭い畝になっていました。

今回畝ならしを使うことで、作付面積はより広く、マルチの無駄は少なく、見た目は綺麗に畝作りをすることが出来ました‼️

そして、土で押さえるマルチの面積が少なくなったことで、マルチを剥がす時に破れることも少なくなるのではないかと期待しています😊

 

畝ならし使用がこれからの畝作りの基本になりそうです👍